勉強や仕事をもう少し頑張れば、待ちに待ったゴールデンウイーク(GW)! お金をかけずに楽しめる沖縄各地の人気の公園を紹介します。スリル満点の滑り台、思いっきりジャンプできるトランポリン、ターザンごっこやヤギとのふれあいなど、魅力はさまざま。家の近くで楽しむもよし、せっかくの連休だから遠出してみるもよし。無料で楽しめる公園は懐が寂しいパパ、ママの味方です。GWはお弁当を持って、家族で公園に出掛けてみませんか?

【1】ヤギとの触れ合いを楽しむ子どもたち=那覇市識名・大石公園

【2】心地よい風に吹かれながら、パークゴルフを楽しむ家族=南城市の大里城趾公園

【3】広々とした園内は、小さな子どもも楽しめる遊具やアスレチックがそろう=うるま市与那城総合公園

【4】4月にオープンしたばかりの新しい遊具。段差がある滑り台に歓声を上げながら楽しそうに滑る親子連れ=読谷村宇座・残波岬いこいの広場「Tida33」

【5】大型トランポリンで遊ぶ子どもたち=大宜味村塩屋・結の浜公園

【6】滑り台で歓声を上げる子どもたち=宮古島市上野宮国・うえのドイツ文化村

【7】大人気のローラー滑り台を楽しむ子どもたち=石垣市石垣・バンナ公園「ふれあい子供広場」

【1】ヤギとの触れ合いを楽しむ子どもたち=那覇市識名・大石公園
【2】心地よい風に吹かれながら、パークゴルフを楽しむ家族=南城市の大里城趾公園
【3】広々とした園内は、小さな子どもも楽しめる遊具やアスレチックがそろう=うるま市与那城総合公園
【4】4月にオープンしたばかりの新しい遊具。段差がある滑り台に歓声を上げながら楽しそうに滑る親子連れ=読谷村宇座・残波岬いこいの広場「Tida33」 【5】大型トランポリンで遊ぶ子どもたち=大宜味村塩屋・結の浜公園 【6】滑り台で歓声を上げる子どもたち=宮古島市上野宮国・うえのドイツ文化村 【7】大人気のローラー滑り台を楽しむ子どもたち=石垣市石垣・バンナ公園「ふれあい子供広場」

【1】<大石公園>ヤギもいる! 草花あふれる遊歩道

 県の花と緑の名所100選にも選ばれている那覇市識名の大石公園。地域の方のボランティアで公園内の花々の手入れが進んでいる。遊歩道沿いには、テッポウユリ、グラジオラス、ヒマワリ、ハイビスカス、アマリリスが植えられ、ゴールデンウイーク期間中に見ごろを迎える。同園では4月にはゆり祭り、10月にはひまわり祭りも開いている。

 園内ではヤギ25頭が大石公園ヒージャー愛好会(大城永一会長)によって飼育されている。子どもたちの情操教育やお年寄りの癒やしに役立ってほしいと7年前から飼育を始めた。小屋ではヤギと気軽に触れ合うことができる。大城会長は「生まれたばかりのかわいい子ヤギもいるので見に来てほしい」と来園を呼び掛けた。

 那覇市内を一望できる展望台からは、市街地や遠くは慶良間諸島まで見ることができる。夜景もおすすめだという。

 滑り台やブランコ、スプリング遊具なども設置されており、親子で楽しめる。近くにはあずまやもあり、子どもが遊ぶ姿を見ながら休憩したり、食事をとったりできる。

 【メモ】那覇市識名1の22。駐車場は午前7時~午後10時。20台駐車可。問い合わせは大城会長まで、電話090(6776)0426。

【2】<大里城趾公園>絶景スポットで3世代パークゴルフ!

 親子や友人らとパークゴルフが楽しめる南城市の大里城趾公園。標高約150メートルの高台には心地よい風が吹き抜け、中城湾を見渡せる見晴らしの良さも魅力だ。100台超の駐車場もある、お出かけの穴場だ。

 南風原町の嘉手苅盛雄さん(61)は、2カ月の孫を含む13人で公園を訪れた。幼い孫たちは、父親が手を添えたクラブでボールをたたく。ルールが分からず自ら打ったボールを追い掛けて触る珍プレー、コース外へ飛び出す強打に「ホームラン」の笑い声が響く。

 嘉手苅さんは「地域の人とは真剣勝負だけど、家族とは心の底から楽しめる」、5歳の賢志ちゃんは「打つのが面白い」と笑う。

 緩やかな傾斜地にある18ホールは890メートルあり、標準打数66。月に1回程度通うという那覇市の具志堅興元さん(69)は、「起伏があってボールが曲がりやすい分、うまく打てたときはうれしい」と話す。

 滑り台や四つんばいで歩く洞くつ渡り、城壁登りなどのある高さ5・7メートルの巨大遊具の利用も4月上旬に始まった。自然や歴史と触れ合える場でもある。

 【メモ】南城市大里大里484の1。パークゴルフ場は午前8時半~午後6時(11~2月は午後5時)の営業。市民は1ラウンド(18ホール)400円、市外在住者500円など。月曜休み(公園は利用可)。問い合わせは同事務所、電話098(946)0212。

【3】<与那城総合公園>いい汗かいた! アスレチック充実

 沖縄自動車道の沖縄北インターから、勝連方面へ車で約20分。与勝半島の北岸沿いを走ると、広々とした敷地のうるま市与那城総合公園がある。

 周辺には、平安座島や宮城島など四つの離島につながる海中道路や世界遺産の勝連城跡など、絶景を眺める人気のドライブコースも。うるま市でドライブを楽しんだら、与那城総合公園で海風に吹かれながらひと休みするのも気持ちいい。

 園内には、波のような流線系のローラー滑り台やジャングルジム、ブランコなどの遊具がそろう。小さな子どもも楽しめるアスレチック遊具もある。

 バスケットコートやスケートボード場のほか、陸上競技場やソフトボール場が隣接し、スポーツ施設も充実。遊歩道が整備されているので、地元住民の散歩コースになっている。休日はマラソン大会や野球大会が開かれ、親子連れや若者でにぎわう。

 遊具やスポーツ施設で思い切り体を動かして遊んだ後は、芝生の広場で腹ごしらえはいかが。園内には売店などがないため、近くのキングタコス与勝店や海中道路の海の駅あやはし館で昼食やおやつを購入するのがおすすめ。

 【メモ】うるま市与那城中央5。午前9時~午後10時。駐車場20台。トイレあり。問い合わせは公園事務所、電話098(978)1047。

【4】<残波岬いこいの広場>新遊具が登場! ロケーション抜群

 高さ7メートルの巨大シーサーが人目を引く読谷村宇座の残波岬いこいの広場「Tida33(さんさん)」。残波ビーチ近くの高台にあり、白波が立つ大海原を眺めるロケーションが抜群だ。テラス付きレストランや土産品店、ローラースケート場、テニスコート、ふれあい動物体験など親子連れから若者、高齢者まで幅広い年齢層が楽しめる。

 高台の芝生広場には今春、新たな遊具が完成した。1~3歳の乳幼児用は柵付き。3~6歳、6~12歳用と年代に応じている。自転車を覚えたての子どもには、遊歩道でのサイクリングがおすすめだ。

 ふれあい動物体験は14頭いるヤギへのえさやり(1回100円)もできる。ゴールデンウイークのころには、3月に生まれたばかりの赤ちゃんヤギ2頭がお目見えする。

 バーベキューはレストランのテラスだけでなく、残波ビーチ近くの屋外にも。水着姿で楽しめ、準備と後片付けが必要ないことも人気の秘訣(ひけつ)だ。施設管理者の花城清隆さんは「天気の良い日は夕日がきれい。おじいちゃん、おばあちゃん、親子連れ、若者も一緒にバーベキューなど楽しんでほしい」と話す。

 【メモ】読谷村宇座1861。国道58号の伊良皆交差点から車で約15分。100台以上駐車可。29日から5月8日までレストランの「お子さまプレート」(通常600円)が、500円に割り引き。レストランの営業時間は午前11時半~午後6時。問い合わせは施設管理事務所、電話098(958)0038。

【5】<結の浜公園>大人気!大型トランポリンで心弾む休日

 名護市街地から国道58号を北へ車で約40分。大宜味村塩屋にある「結の浜公園」は老若男女を問わず多くの人でにぎわう人気スポットだ。

 公園内には大型トランポリンなどの遊具からバスケットボールコート、ゲートボール場まで幅広い年齢層で遊べる施設がそろう。一押しはトランポリンとアスレチック群だ。週末は遅くまで子どもたちでにぎわう。遠方からの利用者も多い。

 公園面積も約2万3千平方メートルと広々。開けた芝生エリアもありサッカーなども楽しめる。また、公園内には休憩や弁当を食べることができるあずまや、ベンチもある。公園外周には海に面した遊歩道があり、東シナ海が目の前に広がる。

 公園のほか近場の人気スポットとしては平南川上流のター滝や、ヤンバルの森が一望できる石山展望台などがある。

 大保ダムとその周辺ではカヌー体験や山岳トレッキングも可能だ。

 NPO法人おおぎみまるごとツーリズム協会の宮城健隆理事長は「公園のほかにも海山川で遊べるスポットが大宜味村にはある。豊かな自然も一緒に満喫してほしい」とアピールした。

 【メモ】大宜味村塩屋1306。駐車場60台分あり。利用時間は午前6時~午後9時。問い合わせは大宜味村企画観光課、電話0980(44)3007。

【6】<うえのドイツ文化村>中世ヨーロッパの雰囲気たっぷり!

 中世ドイツ風の城や建物に囲まれた、うえのドイツ文化村内の公園では滑り台やミニロッククライミング、ターザンロープといった遊具で遊ぶことができる。園内は川が流れ、水遊びも楽しめる。一部施設を除いて入園無料のため、親子で気軽に行けるのが利点だ。

 伊良部成哉君(8)=西城小3年=は月に数回、公園に遊びに来る。「つり下がるのが面白い」と、ターザンロープにぶら下がり、風を受けるのが楽しみだ。妹の凉那ちゃん(5)=西城幼稚園=は「ピュー」と叫びながら滑り台を滑り、きょうだいで遊ぶ声が園内に大きく響き渡る。

 1873年にドイツ商船ロベルトソン号が台風で座礁。乗組員を住民が手厚く看護して本国に帰国させた史実から「博愛の里」と呼ばれるようになったのを記念して、1996年に園がオープン。ドイツの古城「マルクスブルグ城」を再現した博愛記念館(大人750円、小人400円)は中世騎士時代の雰囲気たっぷり。展望室からは来間島や東平安名崎を見渡せる。

 ゴールデンウイーク期間中はエアー遊具(有料)も登場し、空気で膨らんだクッションで跳びはねて遊べる。

 【メモ】宮古島市上野宮国775の1。開園時間は午前9時~午後6時(最終入園は午後5時半)。駐車場は約250台。火曜日定休だが、5月3日は営業する。5月1日から5日まで、こどもの日の特別イベントを実施する。問い合わせは同園、電話0980(76)3771。

【7】<バンナ公園>全長78mのローラー滑り台にドキドキ!

 県内最大級で自然環境豊かなバンナ公園の一角、「ふれあい子供広場(Eゾーン)」は親子連れの人気スポット。子供広場は起伏ある地形を生かしたダイナミックなつくりで、自然と触れ合いながら多彩な遊具が楽しめる。風を受け高台から臨む絶景も魅力だ。

 2013年のリニューアルで遊具を新設した。複合遊具は児童向けと幼児向けに分かれ、子どもたちが真っ先に駆け寄る全長78・3メートルのローラー滑り台や、クライミングウォールなどが根強い人気。強い日差しから逃れて、弁当タイムを楽しめるドーム型の屋根付き休憩所もうれしい。

 「ネコすべり台」の愛称で知られる石造りの巨大滑り台は、供用開始から20年余り公園のシンボルだ。童心に帰って子どもたちと一緒に楽しむ大人の姿もあり、世代を超えて親しまれている。

 マウンテンバイクなどの自転車やグラウンドゴルフを楽しめる無料の専用広場もあり、利用者から「飽きずに楽しめる」と好評。

 きょうだいや友人とローラー滑り台で大はしゃぎしていた黒島幸桜(こはる)さん(8)は「来るときはいつもワクワクドキドキ。景色も奇麗だし、全部おもしろい」と満面の笑み。母の美香さん(36)は「すごく気持ちいいし、ここなら安心して遊べるよね」と目を細めた。

 【メモ】石垣市石垣961の15。営業は午前9時~午後9時。年中無休。駐車場あり。バンナ岳全体が森林公園となっており、北側に位置する「ふれあい子供広場」に加え、森林散策や自然観察などが楽しめる五つのゾーンがある。問い合わせは管理事務所、電話0980(82)6993。