沖縄県内の公立小中学校が夏休みに入る21日に、台風10号が沖縄本島に接近する見通しだ。各地で予定されていた祭りやイベントの主催者は「夏休み初日なのに」「せっかく準備をしていたのに…」などと漏らし、延期か中止かの判断と対応に追われている。

20日7時30分の台風10号(ひまわり8号リアルタイムwebから)

 恩納村では21と22日の両日、「第35回うんなまつり」(主催・同実行委員会)が予定されていたが、19日午前に会議を開き、28と29日に延期することを決めた。延期でプログラムの変更などの影響も出ている。

 村商工観光課の新垣良子さん(41)は「魚のつかみ取りを予定し、いけすで魚を確保しているが、翌週まで大丈夫か不安。青年エイサーの出演者も仕事などで人数が減る可能性もある」などとため息交じりに説明。会場に運んでいたテントなどもいったん撤収するため、運送費もかかるという。

 新垣さんは「楽しみが延びただけと考えたいが、翌週も台風が来たらと考えると頭が痛い」と話した。

 沖縄こどもの国では、21日から始まる「三つの夏休み特別プログラム」(9月2日まで)の開催に向け準備をしてきたが、台風の動きにやきもき。スタッフの内間桃花さん(27)は「みんなで準備してきたし、夏休み初日の子どもたちも楽しみにしていると思う。初日から開催できたらいいが、どうなるか分からない」と話した。日程変更などは、沖縄こどもの国のホームページ(HP)で確認できる。

船便にも影響

 沖縄旅客船協会によると、19日は台風の影響で那覇と離島などを結ぶ計3便が欠航した。20日で欠航が決まった便はなく、同日午前7時ごろ判断する。

延期・中止の催し

 台風10号の接近に伴い、21、22日に予定されていたその他のイベントの延期と中止は次の通り。

【中止】

▼南城市大里のアトール大里のマンゴーまつり

▼沖縄コンベンションセンターと宜野湾高校の「平和の鐘を鳴らそう!」「平和学習会」

▼パレットくもじ前のメッシュ・サポート街頭募金

▼第45回本部海洋まつり

▼豊崎海浜公園の第11回豊見城ハーリー大会

▼浦添市牧港漁港の第18回てだこハーリー大会

▼名護市の辺野古区ハーレー大会

▼沖縄市立郷土博物館の古波蔵政春模型教室は暴風域に入った場合に中止

【延期】

▼沖縄大学の第2回オープンキャンパスは29日に

▼豊見城市の与根漁港の第3回与根漁港まつりは8月4日に

▼沖縄市池原の沖縄職業能力開発大学校の第18回県障害者技能競技大会(地方アビリンピック)は延期(開催日時未定)

▼北中城村のイオンモール沖縄ライカムの県マンゴーコンテスト展示会・表彰式(開催日時未定)

▼県総合運動公園キャンプ場のキャンプ料理講座第2弾 流しスパゲッティーは10月8日に

▼コザ運動公園陸上競技場のプーマフットボールフェスティバル2018 保育園サッカー大会は延期(開催日時未定)

▼北谷町美浜サンセットビーチの第32回シーポートちゃたんカーニバルは28日、29日に