はしを入れた瞬間あふれる肉汁に、香ばしい香り。ブランド牛の宮古牛100%のハンバーグステーキ(1500円)が看板メニューだ。

宮古牛100%のハンバーグステーキセット

「ゆっくりくつろいで料理を楽しんでほしい」と話す店主の吉永宏美さん=宮古島市下地与那覇・飯カフェうるか

宮古牛100%のハンバーグステーキセット 「ゆっくりくつろいで料理を楽しんでほしい」と話す店主の吉永宏美さん=宮古島市下地与那覇・飯カフェうるか

 200グラム超の肉厚のハンバーグは、つなぎやスパイスを極力減らし、店主の吉永宏美さん(41)がその日に仕込む。「輸入牛は臭みを消すためにスパイスを使うが、宮古牛は肉のうま味が強い。作り置きで冷凍保存すると肉の風味や柔らかさが落ちるので作り置きはしない」

 高級和牛の宮古牛がお手頃価格で味わえると、観光客がインターネットのグルメサイトやフリーペーパーで探して訪れる。1日6~7食ほどしか作れないため、時に品切れになることもある。食欲旺盛な男性にも好評で、ご飯やスープ、サラダ、モズクの酢の物に漬物も付く満足のいく一品だ。

 吉永さんは群馬県出身で、店は2016年8月にオープン。店名の「うるか」は、父親の皓平さんが亡くなる直前まで腕を振るっていた料理店「砂川」を宮古島での読み方にしたものだ。「父の志を継いでいくという気持ちを表したかった」と吉永さん。地元で有名な腕利き料理人として知られた父への思いを宮古島で形にした。

 南の島のイメージに合わせて夏限定の冷製トマトパスタ(860円)やグリーンカレー(880円)、ジャークチキン(980円)といったメニューも用意している。店は観光地として人気の高い来間島や与那覇前浜ビーチの近く。ドライブ途中に立ち寄り、店前のテラスでくつろぎながらゆったりとした時間を過ごすことができる。(宮古支局・仲田佳史)

 【お店データ】宮古島市下地与那覇1407の11。営業時間は午前11時から午後4時(ラストオーダーは同3時半)。定休は日曜・祝日(私用で休業となることもある)。駐車場は店舗前と横に計5台。電話090(8495)9717。