翁長雄志知事は20日、沖縄県庁を訪れたハリール・アルムーサウィー駐日イラク大使と会談した。膵臓(すいぞう)の腫瘍を摘出する手術を受けた翁長知事が公務復帰後、表敬訪問に応じるのは初めて。観光や平和事業で協力し、交流を深めることを確認した。

アルムーサウィー駐日イラク大使(左)に沖縄の首里織をプレゼントする翁長雄志知事=20日、県庁

ハリール・アルムーサウィー駐日イラク大使(左)と会談する翁長雄志知事=20日、沖縄県庁

アルムーサウィー駐日イラク大使(左)に沖縄の首里織をプレゼントする翁長雄志知事=20日、県庁 ハリール・アルムーサウィー駐日イラク大使(左)と会談する翁長雄志知事=20日、沖縄県庁

 アルムーサウィー大使は19~23日の日程で沖縄を訪問。来年で日本とイラクの国交樹立80周年となることから、今後の関係構築を探るため全国各地を回っているという。沖縄では平和祈念資料館のほか、観光地などを視察する。

 大使は「平和祈念資料館で沖縄の戦後の復興を見ることができ、感銘を受けた。日本とは観光産業を通し、素晴らしいパートナーになれると感じている」と話した。

 翁長知事は「イラクが大変な思いで復興に取り組む中、観光に力を注ぐという明るい話を聞くことができてうれしい」と歓迎。「沖縄観光が1千万人を目指す中、アジアからの観光客が中心になる。シンガポールやタイを通して、中近東からの観光客が増えることを期待している」と見通しを示した。