沖縄県の北部農林高校後援会(宮城博理事長)が19日、名護市営市場内にある「こどもいちば食堂」に野菜や果物、アグー豚肉など15種類以上の食材と10万円を寄贈した。

たくさんの野菜や果物の寄付に笑顔がこぼれた寄贈式=19日、名護市宇茂佐・北農会館

 野菜や果物、豚肉は同高の生徒が丹精込めて育てたもの。北農会館であった寄贈式では、オクラ、九条ネギ、カラシナ、モロヘイヤ、ニガナ、ナス、メロン、スイカ、アグーのスーチカーやもも肉などがずらりと並んだ。

 これらの食材を同高から買い取り、寄贈した後援会の宮城理事長は「子ども食堂の取り組みを聞いてぜひ協力したいと思った。地域の支援の輪がますます広がっていけばうれしい」と話した。今後も年3回程度届ける考え。

 こどもいちば食堂は毎週土曜日、小中学生30~40人を招いて開いている。運営する新里善彦さんは「貴重な食材になる。地域の明るい未来のために頑張りたい」、調理を担当する神谷康弘さんは「子どもたちが口にしたら何かを感じられる、おいしいものを作っていきたい」と感謝した。

 野菜やアグー豚を生産した同高生徒会会長の亀井燎さん、副会長の金城美咲さんは「苦労して育てたものがこういう形で人の役に立ってうれしい」「旬の食材を食べて元気になってほしい」と笑顔を見せた。