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  • イオンモール沖縄ライカムは開業1年で来場者が1300万人を超えた
  • 旅行代理店と提携して観光客受け入れを強化。2割が国内外の観光客
  • 周辺にマンションなどの建設計画もあり、各店は新たな需要を期待

 沖縄県内最大の商業施設、イオンモール沖縄ライカムが25日、開業から1年を迎える。来場者数は1300万人を超え、目標の年間1200万人を上回った。来場者のうち2割を観光客が占め、テナントの売り上げ伸長を後押しする。来店頻度の高い地元客を取り込み、安定した収益体制の構築を目指すテナントもある。

オープンから1年を迎えるイオンモール沖縄ライカム。地元客や観光客でにぎわう店内=22日午後2時すぎ、北中城村

 イオンモールの担当者は「来場者数は順調に推移している」と説明。200店以上のテナントや365日のイベント開催などが奏功している。

 中核テナントのイオン琉球も当初計画を上回る売り上げを見込む。仲村聡浩店長は「食料品を中心に支持を得ている。泡盛や衣料品なども好調で幅広く受け入れられている」とする。

 同モールは旅行代理店12社と提携し、観光客の受け入れも強化。13日には中城湾港に寄港した外国クルーズ船からクルーズ客が大型バスで乗り入れた。

 県内初出店の和食レストランの五穀沖縄ライカム店は地元客と観光客の割合が半々。顧客1人にお米を一釜ずつ炊きあげるこだわりが海外客にも受けているといい、売り上げは系列店舗の中で全国2位となった。坂本匠店長は「クルーズ船が中城湾港に寄港した際は来店客が通常より3割増えた」とクルーズ船寄港など観光客増加の波及効果に期待している。

 鎌倉パスタイオンモール沖縄ライカム店の売り上げは全国1位。徳村武店長は「アジア系の観光客が2割を占め、貢献している」とする一方、「県内初出店なので知名度がまだまだ。地元に根付いてこそ、売り上げを安定させられる。地元のリピーター客を増やしたい」と意気込む。

 入居する衣料品店の担当者は「なんとか目標を達成できた。アジア系の観光客が4割を占め、地元客が少ない。何度も足も運んでくれる地元客の獲得に力を入れたい」とする。

 中部徳洲会病院が開院し、周辺地域にアパートやマンションも建設される計画もあり、各テナントは新たな需要を期待する。