沖縄県宜野湾市の佐喜真淳市長は22日、市役所で記者会見し、米軍普天間飛行場の早期返還と固定化阻止を米政府関係者らに訴えるための訪米日程を発表した。

自身の訪米日程を発表する佐喜真淳市長=宜野湾市役所

 23日に沖縄を出発、24日にワシントン入り。国務省や国防総省などの政府関係者や上下両院の議員、米政界に影響力のあるシンクタンクの日本専門家らと面会し、ハワイに立ち寄った後5月1日に沖縄に戻る予定だ。

 公費による同市長の訪米は2004年以来。佐喜真氏は「一番の当事者である宜野湾市民が置き去りにされている」とし、1月の市長選で示された「固定化絶対ノー」の民意を米政府に訴え早期返還を求める考えを示した。

 佐喜真氏は26日に国務、国防両省や米国家安全保障局(NSC)、米海兵隊の当局者と面談するほか、27日には国防政策に影響力を持つマケイン上院議員らと面会し意見交換する。米政府はどのクラスの幹部が対応するか調整中というが、佐喜真氏は「できるだけ高い立場の人とお会いしたい」とした。

 また29日に立ち寄るハワイでは、米太平洋軍などに同様の要請を行うほか、ハワイ宜野湾市人会との交流会も予定している。