10月14日に投開票される沖縄県の豊見城市長選で、現職の宜保晴毅氏(50)は22日、支持者がつくる市民の会から出馬要請を受けた。宜保市長は「皆さんの期待に沿える決断をしたい。近いうちに正式に表明できればと思っている」と述べ、事実上の出馬表明をした。

「市民が主役の市長選挙を実現する会」から出馬要請を受ける宜保晴毅市長(右)=22日、豊見城市社会福祉センター

宜保晴毅氏

「市民が主役の市長選挙を実現する会」から出馬要請を受ける宜保晴毅市長(右)=22日、豊見城市社会福祉センター 宜保晴毅氏

 市長選には同じ保守系の前市議、宜保安孝氏(41)も出馬を表明しており、保守分裂が確定的になった。

 宜保市長は要請後、保守系候補の一本化について記者団に聞かれ「一本化というのであれば現職である私に一本化してほしいという気持ちが強い。(市長選に出馬しない選択肢は)ない」と話した。自民党県連の推薦について「平等に取り扱ってほしいということは(自民側に)伝えている。(仮に自民の推薦がなくても)市民党的立場で選挙を戦っていきたい」と述べた。

 この日、宜保市長は、自身を支持する市議や元市議、女性や地域代表でつくる「市民が主役の市長選挙を実現する会」から「2期8年で積み上げた確かな行政実績を高く評価している。豊見城のリーダーとして最もふさわしい」として、3選出馬の要請を受けた。

 市長選には保守・中道系で市議の山川仁氏(43)氏が革新系を含む市議会野党議員らから出馬要請を受けており、三つどもえになる公算が大きい。