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[大弦小弦]100回記念大会となる高校野球夏の甲子園の沖縄代表は…

2018年7月24日 09:45

 100回記念大会となる高校野球夏の甲子園の沖縄代表は、2年連続で興南に決まった。投げては2年の宮城大弥投手が2安打完封、打っては14安打で5-0と、糸満の持ち味を完全に封じた

▼九回糸満最後の攻撃、先頭打者は3年の山城恵選手。糸満が甲子園に初出場した2011年、いとこの山城翼投手のプレーをアルプスから目に焼き付けた。「沖尚や興南など、強豪私立を倒して甲子園に出るのがかっこいい」と、小5にして糸満進学を決意した

▼ベンチ入りできるのは20人。糸満は監督推薦の2人を除き、残る18人を選手間投票で決める。山城選手の背番号は最終の18。今大会はこの決勝が初のスタメン出場だった

▼最後の打席、くらいついた打球はライト前へ。好投の宮城投手からチーム2安打目をもぎとった。「何が何でも出塁したいという気持ち。意地でした」

▼スタンドで応援した父の毅さん(50)は「息子は真面目な野球バカ。ぎりぎり滑り込んでもらった背番号18に、ベンチ入りできなかった仲間の思いも背負ってくれたと思う」とたたえた

▼山城選手は野球漬けの12年間に別れを告げ、大学進学を目指す。「やり切った。興南には優勝してほしい」。敗れた64校には、背番号のないまま最後の夏を終えた選手がたくさんいる。さまざまな願いを背負い、興南の夏は続く。(磯野直)

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