【南大東】商船三井客船のにっぽん丸(2万2千トン)が17日、南大東漁港沖に寄港し、乗客340人が島内観光を楽しんだ。歓迎会の開かれた在所区では、マグロの解体ショーやお土産販売、ボロジノ娘などの歌三線で歓迎。また島民が運転する車で島内巡りを満喫した。

ラム酒コルコルやシージャーキーなどのお土産を買い求める「にっぽん丸」の観光客ら=17日、南大東村在所区ふれあい広場

南大東漁港沖に停泊するにっぽん丸。奥は北大東島

ラム酒コルコルやシージャーキーなどのお土産を買い求める「にっぽん丸」の観光客ら=17日、南大東村在所区ふれあい広場 南大東漁港沖に停泊するにっぽん丸。奥は北大東島

 南大東島の港は外洋にあり接岸できないため、乗客らは定員80人乗りの船で島に上陸。星野洞を訪ねた60代の男性は「鍾乳洞がこれほどきれいだとは思わなかった。もっと宣伝した方がいい」と満足した様子だった。

 南大東村では、これほど大勢の観光客が一度に訪れることは少ない。村大型クルーズ船観光魅力発信事業事務局の国吉和也さん(30)は、「島民が直接乗客と触れ合えたことで、観光産業への理解が進み、島民自身が島の魅力再発見の機会となった」と手応えを感じた様子だった。(東和明通信員)