【てい子与那覇トゥーシー通信員】アジア諸国だけのカルチャー・ステージ・イベント「エイジアン・エクストラバガンザ」が17日、ニュージャージー州南部の州立大のローワン大学で開かれ、今年はインド、中国、ベトナム、沖縄が日本代表として参加した。同大の音楽科ビル内にある230席の小劇場には、人種も文化も多様な大学生や家族連れなど幅広い観客が詰めかけた。

空手、三線、エイサーと沖縄の伝統文化を披露したメンバー(上下)

 同イベントは15年ほど前に始まり、毎年4、5カ所のアジアの国々が出演。各グループ25分ずつ約2時間のステージショーを行う。日本代表として沖縄が参加したのはこれで3度目で、空手、三線、エイサー太鼓を披露。1カ国代表が三つの小グループに分かれて演舞(武)するのは沖縄・日本だけだ。

 沖縄チームの幕開けは6人での空手の形。沖縄剛柔流空手道の門下生が同州ヴォーヒー・タウン在の誠順館から参加、7分間、形や棒などスムーズに演武し大喝采を浴びた。他の修業者たちは「生き生きとしてさっぱり!」とたたえた。

 ジョー・クレスポー館長は「弟子と共に良い経験となった。アジア各国の芸能文化、踊りを見ることはいい体験だと感じた。次回のイベントを期待したい」。

 沖縄の三線指導を続けている千葉県出身でウチナナームーク(沖縄婿)のソニー落合(三郎)さんは野村琉古典の先生。ニューヨーク在住で本土出身の溝口尚美さんは「沖縄音楽を聴いてもらうことができて良かった。インドや中国など他国の文化に触れ、多くのアジアに興味のある人々と楽しい一日を過ごすことができた」と話していた。

 また「ニューヨーク・ヤカラーズ」のエイサーグループは、来る10月のウチナーンチュ大会に向けて練習を続けている。そのグループの一部も練習の成果を披露した。