【久高泰子通信員】リヨン領事事務所(小林龍一郎事務所長)はこのほど、フランス中南部に位置するオーヴェルニュ州で「日本紹介プロジェクト・Japonissimo」の一環として「和牛紹介事業」を開催。石垣市ユイマール牧場経営者の金城利憲さんが、シャマリエール・ホテル・レストランや同州公立料理高等学校会場で、金城ビーフの講演と試食会を行った。

オ-ヴェルニュ州立料理専門学校で講演する金城さん(左)=フランス

 オーヴェルニュ州の畜産農家や食肉店のオーナー、レストランのシェフ、フランス国立農学研究所、料理学校の生徒や食と食肉の専門家約150人が参加。質疑応答では原産地の呼称や飼育方法に関する専門的な質問のほか、プロ同士の議論が活発に繰り広げられ、同州での和牛への関心の高さがうかがわれた。

 フランスの三つのテレビ局やラモンターニュ紙、ルプログレ紙などマスコミでも取り上げられ、「日本文化、日本農産業の良い広報になった」と小林領事事務所長。金城さんは近くのカマクレ農場を訪れ、海外での和牛飼育の可能性など専門的な意見交換を行った。

 また在リヨン領事事務所では日本の魅力発信イベント「石垣和牛とボジョレワインのコラボレーション」も開かれ、近郊市長やミシュラン星付きレストランシェフ、その他食業界関係者、地元ボジョレワイン関係者が金城ビーフに舌鼓。フランスでの和牛紹介事業と農業、食産業交流へ貢献した。金城さんは「おかげでフランスでの和牛の道筋ができた」と感謝した。