【奄美市で宮里美紀】「沖縄こども環境調査隊2018」(主催・沖縄タイムス社、共催・沖縄美ら島財団)は2日目の25日、隊員らが奄美大島の森で独自の進化を遂げた貴重な生物を探し、在来種を脅かす外来種駆除を体験した。

外来種のアメリカハマグルマを駆除する隊員ら=25日、奄美市大浜海浜公園

 同日午前中は同島宇検村の湯湾岳を探索。24日夜の観察会で遭遇できなかった天然記念物アマミノクロウサギのふんを見て隊員らは「ここにいたのに会えなかったんだ」と悔しがっていた。

 午後は大浜海岸で、強い繁殖力で在来種の生育を妨げる外来種「アメリカハマグルマ」を根っこから引き抜いた。小禄小6年の高良克明君は「地道な作業だった。でも駆除したからこれからきれいに在来種が育つと思う」と満足げ。その後、奄美海洋展示館でウミガメに餌をやったり、大浜海岸に戻ってウミガメの産卵跡を見学したりした。

 美東中1年の島袋優真さんは午前中の外来種の講義を振り返り、「アマミイシカワガエルもマングースに捕食されると知り、心配。3日目も身近で何ができるか考えていきたい」と意気込んだ。