沖縄県の翁長雄志知事は27日午前9時20分から、県庁5階の部屋で県議会与党系会派の全議員と面談した。名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立て承認の撤回について自らの方針や考え方、今後の見通しなどを伝えた。全議員を集めるのは異例の対応。県議会会派の社民・社大・結、共産、おきなわから約25人が出席した。

登庁する翁長雄志知事(左)=27日午前8時46分ごろ、県庁

 県議らは「口」の字形に配列されたテーブルといすの3辺に座り、翁長知事が正面に座った。説明会は非公開だった。約20分後に大きな拍手が鳴り響いた後、翁長知事は部屋を出て6階の知事室に向かった。午前9時50分ごろから、弁護士らと調整に入った。

 説明会に出席した照屋大河県議は「知事は記者会見で県民に対して、詳細に説明すると話していた。手続きを進める職員たちの思い、法律家、各分野の研究者の意見、県民の民意を検討しながら整合性を図り、このタイミングになったと説明していた」と話した。

 27日午前10時半から県庁6階で臨時記者会見を開き、撤回に向けた手続きを始めると正式に表明する。