2014年の知事選への出馬会見以降、名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立て承認の撤回を巡る、翁長雄志知事の主な発言をまとめた。

記者団に会見について発表する翁長雄志知事=26日午後3時すぎ、県庁

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 「知事選に勝ち、みんなで相談する中で(前知事の埋め立て承認の)取り消し、撤回のあり方を力を合わせてやれるよう頑張りたい」(2014年9月13日、知事選への出馬会見で)

 「私たちは心を一つにして包容力を持ち、新辺野古基地は絶対に造らせないとやっていきたい。私はあらゆる手法を持って、撤回を力強く、必ずやる」(17年3月25日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前での新基地建設に反対する県民集会で、撤回を初めて明言)

 「どのような事由が撤回の根拠になるのか、法的な観点、国の日々の動き、全体の流れを勘案しながら、あらゆる状況を想定して弁護団と議論している」(同年4月25日、辺野古沖の護岸工事着手を受けた記者会見で)

 「撤回については法的なもの、しっかりしたものを行政法学者や弁護士と相談しながら、ぜひともやっていきたい」(同年7月24日、工事差し止め訴訟提起の記者会見で)

 「県の再三の要請や行政指導にも応じず、国ともあろうものが法令の決まり事をすり抜けることに心血を注ぎ、強行に新基地建設を推し進める姿勢は法治国家とは大変ほど遠い。工事を強行に推し進める状況は、必ず埋め立て承認の撤回につながる。あらゆる情報を判断して、撤回時期について私の責任で決断する」(同年8月12日、那覇市内で開かれた「翁長知事を支え、辺野古に新基地を造らせない県民大会」で)

 「(任期中に撤回する可能性は)十二分にあり得る。任期をまたぐことは基本的にまだ考えていない。行政の長である私が判断する。誰にも責任をおっかぶせない」(同年12月21日、報道各社の新春インタビューで)

 「(承認撤回は引き続き検討するかとの問いに)ベースとしてそう考えているから、今まで申し上げた通り、法的な意味合いもしっかりと考えながらこれは判断したい」(18年2月5日、名護市長選の結果を受けて県庁で記者団に)

 「多くの皆さんの関心事は、いつ撤回するのかだと思う。辺野古に新基地を造らせないとの決意はみじんも揺らぐことはない。法的観点から丁寧に検討しており、環境保全措置などについて看過できない事態となれば、ちゅうちょなく必ず撤回を決断する」(同年7月7日、シュワブゲート前で開かれた「ジュゴン・サンゴを守れ!土砂投入を許さない!辺野古新基地建設断念を求める県民集会」に寄せたメッセージで)