琉球銀行(金城棟啓頭取)は25日、増加する海外観光客の利便性向上を図り、海外発行カードの利用者が現金自動預払機(ATM)で日本円引き出しが可能となるサービスを開始した。県内の地銀で初の取り組み。

テープカットを行う金城棟啓頭取(中央)ら=25日、那覇市・那覇空港

 対象のカードは「VISA」「MasterCard」「銀聯」の3ブランドのキャッシュカードやクレジットカード、デビットカード。英語、中国語(北京語)、韓国語にも対応する。利用できるATMは那覇空港内出張所とマックスバリュ若狭店など19カ所に設置、年内には観光地付近にある支店や民間観光商業施設などに10カ所程度を追加する。

 同日、千葉銀行(千葉県)と八十二銀行(長野県)も同様のサービスを開始し、琉球銀行は全国地銀の中で最も早いグループでの導入となった。

 金城頭取は「海外観光客には情報通信や言葉に加え金融のインフラ整備も重要」と話した。沖縄観光コンベンションビューローの平良朝敬会長は「パンフレットと地図に、ATMの設置場所を明記する」と観光への影響を期待した。

 同サービスの利用時間は平日午前7時から深夜2時、土・日曜は午前8時から午後9時まで。