満月が地球の影にすっぽりと入る皆既月食が28日明け方に起きた。沖縄県の宜野湾市上空では午前3時半前から月が欠け始め、4時半ごろには完全に隠れるのが見えた。地球の影に入った月はほんのりと赤銅色に輝き、宜野湾海浜公園ではランニングをしている人が足を止め、月に見入っていた。

左上から欠け始め、皆既食となって赤く染まった月=28日午前4時47分(宜野湾市真志喜で国吉聡志撮影)

 皆既月食は太陽、地球、月が一直線になると起こる。国立天文台によると、太陽の光が地球の大気で散乱したり屈折したりして、わずかな赤い光が月に当たるため、真っ暗ではなく赤黒く見える。次に日本で観測できるのは2021年5月26日。