沖縄県嘉手納町水釜の大興建設が県赤十字血液センターの移動献血を受け入れて27年目を迎えた。47回目となる22日、会社近くの兼久海浜公園駐車場には社員や協力会社、地域住民ら多くが訪れ、400ミリリットル献血は延べ1万人を達成した。

1万人目の宮城勝一さん(左から3人目)と9999人目の大城利奈さん(同4人目)、10001人目の豊里涼子さん(同2人目)。左端は興友会の田崎哲会長、右端は県赤十字血液センターの大久保和明所長=22日午後、嘉手納町・兼久海浜公園駐車場

 1万人を超える企業は県内で大興建設だけ。1万人目と前後の計3人に認定証が贈られた。

 200ミリ献血と成分献血を合わせた総数は2014年4月に1万1千人を達成していたが、今回は400ミリ献血として1万人達成の節目となった。

 400ミリ献血1万人目となった協力会社代表の宮城勝一さん(49)=うるま市=は「まだ23回目だが、これからも50回、100回と続けて輸血を待っている方に協力したい」と話した。

 大興建設は1989年から年に2回、会社の駐車場で移動献血を始めた。社員共済会「興友会」が推進し、協力企業や地域住民にも輪を広げた。近年は献血が少なくなるゴールデンウイーク前の4月に実施し、毎回200人以上が献血している。

 興友会前会長の池原周さんは「社員だけの力ではない。協力業者や地域の方が毎回来てくれるおかげ。先代の社長、先輩から受け継いだ会社の誇りとして続けていきたい」と目標を語った。