「るくぐゎちぬあみぬひや ちむしからーはぬ」(6月の雨の日は心寂しくなる)。まるで子や孫に語り掛けるようなやわらかい響きが、聞き手を包み込む。那覇市の山入端利子さん(79)の詩集「ゆるんねんいくさば(夜のない戦場)」に付いている朗読CDの一節だ。山入端さん本人が声を吹き込んだ。