沖縄空手

「今があるのは、空手のおかげ」片足でもぶれず 沖縄国際大会にブラジルから参加・アマラウさん

2018年8月2日 10:52

 交流演武会で小林流の型「糸洲のパッサイ」を打ったブラジル・サンパウロ市のジョナス・アマラウ・デ・フレイタスさん(25)=重礼館フラビオ道場=は、左足のももから下がない。16歳で事件に巻き込まれて片足を失い、引きこもっていた時、立ち直るきっかけになったのが空手だった。「今あるのは空手のおかげ。僕の型を見て、体の不自由な人たちに困難は乗り越えられるんだと伝えたい」と丹精な顔をほころばせた。

型を披露するジョナス・アマラウ・デ・フレイタスさん=1日、那覇市・県立武道館

 アマラウさんは2009年8月、銃撃に遭い1発が左太ももに命中。大量出血などで切断を余儀なくされた。事故後は、うつになり「恥ずかしくて家から出ることもできなかった」。

 友達に背中を押され、体育の授業に出たり、地域で卓球を楽しんだりするようになった11年ごろ、ブラジリアン柔術に出合った。自分の体に合わせた方法で練習でき、元来の格闘技好きの心に火がついた。テコンドー、空手の剛柔流、小林流、古武道と次々習得。容姿をやゆされても「空手に集中することで忘れられた。メンタルが強くなった」と語る。

 週4日の鍛錬を重ね、右足だけでもぶれない体幹の強さを手に入れた。つえ1本あれば、上段回し蹴りもできる。初の沖縄に「こんなに早く夢がかなうなんて、魔法のようだね」とうれしそうに笑った。

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