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辺野古新基地:海草藻場が損傷 台風7号で海底のアンカーが引きずられる

2018年8月3日 05:00

 【東京】名護市辺野古の新基地建設に関する2日の環境監視等委員会で、防衛省は7月の台風7号で、フロートを固定する海底のアンカーが引きずられ、海草藻場が11地点で損傷したと説明した。「当初想定していた以上の発達で、被害が生じた」とした。見通しの甘さは否定した。

「K4」護岸に石材が次々と投下され、囲い込まれた埋め立て区域=7月19日、名護市辺野古(小型無人機で撮影)

 損傷したのは埋め立て海域に隣接する外側。アンカー痕は最長120メートル、平均幅は1・5メートル、平均の深さは12センチだった。

 防衛省はこれまで、アンカーの重さなどを踏まえ10分間の平均風速が15メートルならフロートを撤去する考えだったというが、今後は基準を一時的でも最大瞬間風速が15メートル超に改める方針を委員会に示した。

 委員会は対応を「妥当」としたが、中村由行委員長は委員会後、記者団に専門的知識を問われ「委員会に専門分野の人間はいない」と明言しつつ、「算出に至った資料をみれば十分判断できる人間がいる」とした。防衛省は記者団への説明で、根拠となる資料は示さなかった。

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