沖縄県の海洋博公園熱帯ドリームセンターで、県内で初めて果物の王様「ドリアン」が結実した。2日、同公園管理センターが発表した。高温多湿の環境で育つドリアンの栽培は国内では難しく、実が付いたのは2007年の東京都の夢の島熱帯植物館に次いで2例目。ドリームセンターの誘客の目玉になりそうだ。

国内2例目、県内で初めて実が付いたドリアン=海洋博公園熱帯ドリームセンター(提供)

 結実したドリアンは直径20センチと13センチの二つ。実が熟すと強烈な独特の匂いを放つが、今のところ匂いはまだない。実が熟し始めるのが8月下旬ごろで、直径25~30センチになるという。

 今回栽培に成功したドリアンはベトナム産。2004年から14年間、熱帯ドリームセンターの温室(15~40度)で育ててきた。今年5月下旬に開花を確認した。

 栽培に関わった田代亜紀羅技師は「多くのスタッフが愛情を注いで育ててきた。みんな大喜びしている」と話し、「ぜひ多くの人に見に来てほしい」と来場を呼び掛けた。