沖縄県名護市辺野古の新基地建設で政府が17日にも予定する本格的な土砂投入を前に、ヘリ基地反対協は4日、米軍キャンプ・シュワブ沖で「土砂投入許さない8・4辺野古海上大行動」を開いた。カヌー43艇と船8隻に100人以上が乗り、工事現場の間近で抗議した。

新基地建設に抗議するため、カヌー43艇が一斉に海に繰り出した=4日午後2時8分、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沖(田嶋正雄撮影)

 ゲート前でもオール沖縄会議による毎月第1土曜日の「土曜県民大行動」があり、約600人(主催者発表)が参加した。今後ゲート前では6~10日に連続集中行動、那覇市の奥武山陸上競技場では11日に県民大会が計画され、土砂投入に反対する意思表示が続く。

 4日は海上行動とゲート前の座り込みに参加する人が辺野古の浜で合同集会を開いた。約310人の参加者を前に、オール沖縄会議の高里鈴代共同代表は「多くの県民の思いを背負ってここにいることを誇りに思う」とあいさつした。

 米連邦地裁が敗訴の判決を言い渡した「沖縄ジュゴン訴訟」原告の東恩納琢磨名護市議は「控訴し、新しい事実を基に新しい判決を求めていく」と表明。「理は私たちにあり、諦める必要はない。現場に多くの人が集まって工事を止めよう」と呼び掛けた。

 集会終了後、カヌーが浜から工事現場に向かった。のぼりやプラカードを掲げ、「サンゴを殺すな」「違法工事をやめろ」と抗議した。

 2日に全面的につながった「K4」護岸ではコンクリートブロックを上に置く作業が進んだ。ゲート前からの資材搬入は確認されなかった。