那覇市内のボウリング場で26日開かれたアマチュア戦で、豊見城市の病院事務、上地秀裕さん(45)が3ゲーム連続パーフェクト、満点となる900点を達成した。競技関係者によると、900点達成は、2003年にプロボウラーの西村了さんが記録しているが、「アマチュアでは国内初ではないか」と話している。

3ゲーム連続パーフェクトを達成した上地秀裕さん=29日、那覇市具志のスカイレーン

 本格的にボウリングを始めてまだ4年余という上地さんは「最終投まで気心の知れた仲間たちが応援してくれた。記録達成はみんなのおかげ」と感謝した。

■ボウリング歴4年での快挙

 「投げた瞬間は頭が真っ白になった。緊張がやっときた」。3ゲーム連続パーフェクトを達成した上地秀裕さん(45)はボウリング歴4年余。柔和な笑顔を浮かべながら、最終36投目をこう振り返った。息を殺して見守った観客からは、大記録達成の瞬間、大きな歓声が上がった。

 大記録は、26日夜に那覇市具志のスカイレーンで開かれた「火曜テンナイトリーグ」で生まれた。この日は1ゲーム目から絶好調。最終12投目は「投げた瞬間にストライクが取れる手応えがあった」と振り返る。

 続く2ゲーム目もリラックスした状態で臨み、パーフェクトを達成。「一度達成したことがある3戦合計800点超が目標だった」。800点を超えた7投目からは「(900点達成は)どうせ失敗するから」と開き直った。

 2連続パーフェクトゲームを達成し、観客の視線は上地さんにくぎ付け。ボウリングを通じて交流を深めた仲間たちが温かい声援を送り、大記録へのプレッシャーをかき消した。

 本格的にボウリングを始めたのは、神奈川県から沖縄に戻った2011年。「姉がボウリング選手で、一緒に始めた。負けず嫌いなので、練習もたくさんした」。アベレージは200点余。遊びは常に真剣に楽しくやるのがモットーだ。

 大記録達成を受け、自身のフェイスブックには祝福の書き込みが相次ぎ、「9割知らない人です」と反響に驚く。次の目標は「個人記録よりも、ボウリングが身近になって、仲間がもっと増えてくれたらうれしいですね」と話した。