沖縄防衛局は30日午前、名護市辺野古の沿岸部に新基地建設工事のために設置した立ち入り禁止区域を示すフロート(浮具)の撤去作業に着手する。初日は撤去したフロートを一時的に仮置く場所の整備などを行うとみられる。

 防衛省関係者によると、フロートの全撤去は気象状況なども考慮し、3週間から1カ月程度かかる見込みだという。5月の連休明けにもダイバーが潜水してフロートを固定している重りを取り外すなどの本格的な作業に入る見通し。

 東京の大成建設が請け負っていたフロートやブイの設置を含む「シュワブ(H26)仮設工事」は今年3月で契約が切れたため、防衛省関係者によると撤去作業と今後のフロート類の維持管理は「中仕切り岸壁新設工事」という別の工事名目で大成建設、若築建設、国場組の共同企業体(JV)が担うという。フロートの撤去は、今月14日の作業部会で県が要請し、国は撤去に前向きな姿勢を示した。