沖縄の基地問題を日本全体の問題として考えてもらおうと、「基地のない平和な沖縄をめざす千葉の会」の結成記念集会が28日夜、千葉市内であり、市民ら約40人が参加した。記念講演で、恩納村出身で東京・三鷹市議の大城美幸さんが名護市辺野古の新基地建設に反対する市民らの座り込み行動や翁長雄志知事の揺るぎない思いなどを紹介。「不平等なことを沖縄に押し付けている実情を知ってほしい。沖縄では負けない闘いをしている。勝つまで諦めないからだ。本土にいる私たちも連帯しよう」と呼び掛けた。

「沖縄・千葉の会」の結成記念集会で講演に耳を傾ける参加者ら=28日夜、千葉市文化センター

 同会は、1995年の米兵暴行事件をきっかけに首都圏で発足した「基地のない平和な沖縄をめざす会」で長年、事務局長を務めた南城市玉城出身の座波次信さん(73)=千葉県=らが、同県内での活動の輪を広げようと、2月に発足させた。

 座波さんは「復帰44年になるが、基地の整理・縮小は進まず、県民の民意に反する新基地建設が進められようとしている。沖縄の経済は基地で成り立っているとの誤解も根強い。沖縄の問題を知ってもらい、国民一人一人の問題としてみんなで真剣に考えてもらいたい」との思いを語った。