【石垣】2月に交通事故で重傷を負い、保護された国指定特別天然記念物のカンムリワシ(雌)が回復し、石垣自然保護官事務所は27日、保護した場所に近い市野底栄地区のサトウキビ畑で放鳥した=写真。同事務所は「車で走行時は極力スピードを落とすなど、カンムリワシに配慮した運転を心掛けて」と注意を呼び掛けている。

 2月27日、交通事故で飛べない状態となり農道の側溝に居たところを保護され、動物病院へ搬送された。左の羽が折れるなどの重傷で、治療後は市内の県傷病野生鳥獣保護飼養ボランティア施設でリハビリを行った。同事務所は発見場所の地名にちなみ「さかえ」と命名し、右脚に黒のカラーリングを装着。放鳥時は時折雨が激しく降る悪天候だったが、ゆっくりと籠から出ると歩いて林の中へ入っていった。