【ルイス高江洲佳代子通信員】アトランタ沖縄県人会(金城由美子会長)は3月12日、市郊外のマクドナルド・ロード・バプテスト教会で新春会を開いた。会員やゲストら約120人が一品持参で食事しながら、沖縄の芸能やバラエティーダンス、お笑い演技で交流した。司会を務めた会長の夫クレッグ・ホイットさんは演舞や沖縄の歴史文化、生活などさまざまな話題に触れてトークショーを展開。多くの会員が練習を重ねた踊りやエイサー、趣味の三線を披露した。

約120人の参加者を前に三線演奏を披露したホイットさん(左)、ジョスリン牧師=アトランタ市郊外

 隣のテネシー州在のジャン・ジョスリン牧師は沖縄での宣教活動中に三線を習い、沖縄民謡伝統協会で最高賞を授与された。「沖縄大好き。県人会の新春会で三線を弾かせてもらえるのでうれしい」と「娘じんとよ」を披露。仲村渠艶子さん(久米島出身)は宮城流能松会アトランタ教室の師匠で生徒たちと踊った。

 若い世代の参加を積極的に呼び掛けている同会。会創立30年で初めて4世代で親睦会に参加する家族もおり「1歳のひ孫にも沖縄の伝統を受け継いでほしい」と艶子さん。高良ヨシ子さん(豊見城出身)は「県人会仲間との交流を通じ、20人の孫と16人のひ孫にも沖縄のルーツを自慢している」と、踊りに興味を持ち始めている7歳のひ孫も合わせて4世代で出席した。

 会場には沖縄観光コンベンションビューローのポスターや冊子、沖縄タイムス紙のほか沖縄紹介図書なども展示され、沖縄への関心も高まった。

 同会は他州の県系組織とのネットワークも盛ん。フロリダやノースカロライナなどの県人会祝賀会にも参加、3月にアトランタ日本総領事公邸で開かれた東日本大震災復興支援協力者の感謝の集いでは会員らが四つ竹や三線、エイサーを紹介した。同会のホームページには「沖縄を紹介してほしい」とのリクエストも多く、副会長でエイサー隊員の宮城かをりさんの長男が通う公立高校でエイサーや三線、踊りを披露するなど活発に活動している。