【沖縄】LGBTなど、多様な性への理解を深めるイベント「多文化共生カフェLGBT編@第2回コザまちゼミ19番」が4月29日、沖縄市仲宗根のゴーマハウスであった。FMコザの番組「おねぇカラーズのちむどんどんラジオ」のパーソナリティー、ま~ちゃんさん、一卵性の双子の、らむさんとらんさんの3人が「どのような性の人でも、同じ人として接してもらえたら」と呼び掛けた。

「認めなくてもいいので人として接してほしい」と話す(左から)らんさん、ま~ちゃんさん、らむさん=沖縄市仲宗根町

 3人は「ゲイやレズビアンのように同じ同性愛でも、一人一人が実際に感じる性はさらに違う」とした上で、それぞれの性や経験を紹介した。

 らむさんは好きになる相手次第で「男性になりたくなったり、女性になりたくなったりする」と心の変化を説明した。「性はグラデーションのようなもの。用語を知るだけで、男女では分けられないと知ることができる」と話した。

 らんさんは、仕事で「男なら男らしくしろ」と言われショックを受けた経験を打ち明けた。「性的少数者を受け入れられなくてもいいが、話をするときは、うわべだけでも普通にしてほしい」と訴えた。

 ま~ちゃんさんは、いじめを受け、自分の性に悩み、死を意識した10代を振り返った。「将来も自分は家族をつくれないと孤独に感じていた。多様な性の延長には、多様な家族の形があると子どもたちに教えてほしい」と話し、教育の充実が性的少数者の暮らしやすい社会へつながると強調した。

 3人は1991年生まれ。「私たちにしかできない色を出そう」と、ユニット「おねぇカラーズ」を2014年8月に結成した。飲食店などでダンスパフォーマンスをしたり、それぞれの性について講演したりするなど、性的少数者への理解を広げる活動をしている。