沖縄県憲法普及協議会(高良鉄美会長)らが主催する第51回憲法講演会が3日午後1時から、那覇市民会館で始まる。講演会では、平和主義をうたった9条の意義などを伝えようと、県内で活動する役者ら8人が朗読劇を開く。

本番に向けて稽古に励む出演者たち=4月28日、浦添市・国立劇場おきなわ

 劇では、労働者や主婦など9人が9条の条文を読み上げる約束をするが、1人が遅刻して来ない設定。8人は待ち続けるが、9人目の思いも共有して読むことを決意する。演出を担当する宮城康博さん(56)=南城市=は「平和主義をただ待つのではなく、おのおのが意義を考えながら希求しなければならないという思いを込めた」と説明する。

 役者たちは役づくりに励みながら、改憲や辺野古新基地建設の是非についても考える。劇団シアターテンカンパニーの大山瑠紗さん(23)=浦添市=は「憲法で保障されている平和や権利は私たちの生活に直結している。改憲の動きが正しいのかを考えながら演技したい」と語った。

 明治学院大学の高橋源一郎教授も講演する。入場料は一般700円、学生500円、高校生以下は無料。