大型連休中、車で遠出する方も多いかもしれない。最近の車は能弁だ。ステッカーやサインが、いろいろ語り掛けてくる。こちらもつい頭の中で答えてしまう

 ▼「STOP(ストップ)! ROADKILL(ロードキル)」。今はちょうどヤンバルクイナの繁殖期で、国頭村を中心に輪禍が増える。山道は特に徐行しなければ

 ▼「皆さまの道路を仕事に使わせていただいています」。運輸会社のトラックでたまに見る。いえいえ、そんなにへりくだらなくても。みんなの道路だからこそ、胸を張って利用してください。会社は雇用や納税の責任を果たしてもらえれば

 ▼「赤ちゃんが乗っています」。実はこれ、子どもがほしくてまだいない人が見てどう思うのか、少し気になってしまう。もちろん社会の新しい仲間、赤ちゃんは大歓迎。運転はどうぞごゆっくり

 ▼「外国の方が運転しています」。県レンタカー協会が昨年貸し始め、よく見かけるようになった。「ようこそ」と言いたいが、地元の車に後ろからあおられている姿も目にする

 ▼初心者や高齢者マークと同じで、あえて弱さを宣言している。それを知って攻撃するのか、守るのか。大げさに言えば社会の成熟度が問われると思う。最初はみな初心者で、必ず老い、海外に行けばまごつくばかり。お互いさま、で行きましょう。(阿部岳)