性的少数者(LGBT)のカップルは「生産性がない」とした自民党の杉田水脈衆院議員を巡り、障害者や難病患者らが7日、厚生労働省内で記者会見し「LGBTだけではなく、病気や重い障害のため子どもを産むことができない人たちを深く傷つけた」などと、抗議を表明した。

記者会見する(手前左から)内山裕子さん、中西正司さんら=7日午後、厚労省

 難病の後遺症に苦しむ内山裕子さん(43)=東京都八王子市=は「薬の影響で子どもを産めないが、産めるかどうかで人間の価値が決まるとは思えない」と訴えた。

 頸椎けいつい損傷で手足がまひしている中西正司さん(74)=同市=は「相模原障害者施設殺傷事件の被告と同質だ。社会の異質な要素を排除する風潮が高まっている」と指摘。自民党の二階俊博幹事長が杉田氏に関し「人生観もいろいろある」としたのを引き合いに「政治家が優生思想を助長し容認している」と批判した。(共同通信)