菅義偉官房長官は10日夕、沖縄県那覇市内での翁長雄志知事の通夜に参列し焼香した。焼香後、記者団の取材に応じ、名護市辺野古の新基地建設の埋め立て土砂投入を県に通知した17日に実施するかについて「(埋め立て承認の撤回をするか)県が決めるので、しばらく見守りたい」と述べ、時期の明言を避けた。

(左から)菅官房長官と翁長知事

多くの人が訪れた翁長雄志知事の通夜=10日、那覇市・大典寺

(左から)菅官房長官と翁長知事 多くの人が訪れた翁長雄志知事の通夜=10日、那覇市・大典寺

 9月中に想定される知事選で基地問題が争点になるかとの質問には「地方の首長選挙なので、県民の経済や福祉、沖縄の未来への発展などさまざまなことが争点になるだろうと思う」との考えを示した。

 知事の死去については「辺野古移設は意見が分かれたが、沖縄の振興でいろんな話し合いをした。知事公舎に招かれ食事をしながら振興策について話し合ったことを思いながら焼香した」と述べた。