【東京】沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対する県民大会に呼応して11日、都内でも市民団体による集会やデモ行進が開かれた。最後まで辺野古阻止を訴えた故翁長雄志知事の遺志を継ごうと2800人が集まり、「沖縄の問題は本土の問題だ」などと声を上げた。

謝花喜一郎副知事のあいさつを音声中継で聞き、拍手を送る東京の集会参加者=11日、東京都豊島区の東池袋中央公園

 新基地建設に反対する市民団体で構成する実行委員会が主催した。集会では、県民大会で謝花喜一郎副知事が知事に代わりあいさつした音声が中継され、拍手や指笛が鳴った。

 主催者を代表して沖縄環境ネットワークの花輪伸一世話人は「知事の遺志をしっかり受け止め、私たちの新基地建設阻止の決意を新たにしたい」と呼び掛けた。

 3歳の長男と参加した男性(46)=東京都=は「翁長さんが亡くなり、どうしてもと思って参加した。沖縄だけの問題にして申し訳ない思い」と話した。

 「翁長さんの遺志つなげていく」と書いたプラカードを掲げて神奈川県から駆け付けた女性(62)は「沖縄を孤立させてはいけないと強く思った」と語った。

 集会後は「辺野古の海を土砂で埋めるな」などと声を上げながら、デモ行進した。