沖縄県与那原町最大のイベント「与那原大綱曳(ひき)」(主催・同実行委員会)が12日、町与那原の御殿山青少年広場で行われた。町内外から約2千人の「綱武士(ちなむし)」が参加し、東西合わせて90メートルの大綱を懸命に引き合った。本戦の初戦は4分間の激闘の末、西が連覇した。通算戦績は西の25勝11敗。2戦目は東が勝利した。

東西のシタクが向き合い、熱戦を彩った与那原大綱曳=12日午後、与那原町・御殿山青少年広場(国吉聡志撮影)

 440年余り続く伝統行事を一目見ようと、約2万5千人(主催者発表)が詰め掛け、会場中が熱気で包まれた。大綱に乗る「支度」のテーマは1回目が「オヤケアカハチ」で2回目は「浦島伝説」。色鮮やかな衣装で観衆を魅了した。

 西の綱を引いた専門学生の比嘉磨登(まなと)さん(20)=与那原町=は「全力で引いたので連覇できてうれしい。地元はやっぱり最高」と話した。