浦添市の米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の旧ランバーヤードに近い小湾川河口地点の底質から鉛が高い値で検出された問題で、県環境部は3日までに、追加調査に乗り出す方針を決めた。小湾川周辺は鉛を扱う民間事業所もあり、基地起因の汚染かの判断が難しいため。基地排水の流れ込まない小湾川上流などで底質を調べる方針。

 一方で、有害物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)や毒性が高く使用が禁止されている農薬のDDT類も、調査3地点全てで検出された。PCBは1キログラム当たり0・14~0・01ミリグラムで、国の暫定除去基準(同10ミリグラム)を下回った。DDT類は同0・14~0・008ミリグラム。県は「1970年代後半に比べ小さい値で、新たな汚染の起きている可能性は低い。当時の汚染物質がそのまま残っている可能性はあるが、人体に影響はない」との認識を示している。