【東京】「5・3憲法集会」(同実行委員会主催)が3日、東京臨海広域防災公園で開かれた。約5万人(主催者発表)の参加者が「明日を決めるのは私たちだ」と国民主権や平和主義を守ることを確認した。

 ライブを行った歌手の古謝美佐子さん=写真=は、新基地建設のために設置されたフロートの撤去作業が始まったことに触れ「(政府は)いつも選挙前になると沖縄の心を静かにさせようとする。みんなの力を借りないと沖縄はやっていけない。力をください」と訴えた。

 古謝さんは、父親が米軍基地内で事故死したことや、戦争体験者から聞いた「集団自決(強制集団死)」について伝え「沖縄ではまだ戦争体験を話してくれる先輩たちがいるけど、どんどん少なくなっている。たくさんの人が憲法や9条をこんなにも思ってくれうれしい」と平和の尊さを語りかけた。

 沖縄一坪反戦地主会関東ブロックの青木初子さんは「国と県の和解後も闘いは続いている。辺野古では支援を待っている。与那国や石垣、宮古島への自衛隊基地建設で、沖縄はまさに軍事要(よう)塞(さい)化されようとしている。戦争法廃止と沖縄新基地建設阻止を皆さんと勝ち取りたい」と呼び掛けた。辺野古基金共同代表の菅原文子さんは「私たちは現政権に、無制限に権力の行使を容認・委任しているわけではない。国の未来を決めるのは私たちだ」と述べた。