歴史を現在の視点で捉え直してきた著者の追究が新書に凝縮された。6人の「戦争の目撃者」に七つの問いを設定し、身近な人々への取材を通して答えを模索する。 東条英機、犬養毅、吉田茂らの名が並ぶ中で、唯一、二つの問いを投げ掛けたのが「昭和期の軍人の中で(中略)『特別の人』」と表現した石原莞爾。