【八重山】水上バイク愛好家らでつくる台湾水上バイク活動安全推進協会(鄭志雲理事長)が6月16日から5日間、台湾・花蓮-石垣-与那国間を水上バイク45台で横断する国際交流事業を実施する。花蓮-与那国間はこれまであったが石垣島までの横断は初めて。計約545キロの航路を約90人2交代制で挑戦する予定。各寄港地では陸上環境や生態保護意識について意見交換するなど民間交流を深める。

花蓮-石垣-与那国間横断の交流事業を中山義隆市長(左から3人目)に報告した台湾水上バイク活動安全推進協会の役員ら=石垣市役所

 同協会の魏聖峰(ウェイ・スイション)事務総長ら役員5人がこのほど、石垣市役所に八重山広域市町村圏事務組合理事長の中山義隆市長を訪ね、概要を報告し、成功に向け意気込みを語った。

 同協会は水上バイクの安全活動推進や技術向上などを目的に2005年に設立。台湾の水上バイク組織では最大級という。毎年、チャレンジ遠征や交流事業などを実施。2012年4月には、与那国町と台湾・花蓮市の姉妹都市締結30周年を記念し、花蓮-与那国間の横断に成功した。

 今回の計画によると所要時間は、最長の花蓮-石垣間(約260キロ)を10時間、石垣-与那国間(約135キロ)を5時間、与那国-花蓮(約150キロ)を6時間と想定。伴走船をつけるなど最大限安全を確保するとしている。

 魏事務総長は「大変難しい事業だが、ぜひ成功させて交流したい。与那国や石垣だけでなく西表島も台湾で人気。八重山を宣伝したい」と抱負。中山市長は「石垣島、竹富、与那国の八重山地域は台湾東部との経済交流を進めようと動いている。皆さんが来るのは大歓迎。全面的にバックアップしたい」と話した。