夏に向けて動きが活発になるハブ。特性を学び署員の捕獲技術の向上に生かそうと浦添署(崎原永克署長)は2日、「ハブ捕獲実践塾」を開いた。地域課の警察官23人が生態や捕獲のこつを学んだ。沖縄県衛生環境研究所でハブが専門の寺田考紀主任研究員(47)は「ハブの攻撃範囲は体長の半分弱が目安。間合いをとりながら捕獲することがポイント」と解説した。

寺田考紀主任研究員(右端)からハブの特性を学ぶ浦添署員ら=2日、浦添署の屋上

 寺田主任研究員は、ハブにかまれると、アレルギー反応のアナフィラキシー症状を起こす危険があるため、付き添ってもらい病院へ行くことや安静にしてかまれた場所より心臓に近い部分を幅の広い布などで緩く縛ることが大切だとした。

 また、怒ると頭を三角形にして攻撃的になる習性のアカマタをハブと間違えるケースがあると指摘。ハブの見分け方について、「三角形の頭以外に、黄色地に黒の複雑な模様が特徴。駆除の前に毒があるヘビかを見分けることも大切だ」と話した。

 実技では捕獲棒を使ってアカマタをつかむ練習を繰り返した。キャリア3年目の宮里月乃巡査(23)は「中心より頭から3分の1の部位が安定してつかむこつだった。今後に生かしたい」と話した。

 同署などによると、2015年に県内で発生したハブ捕獲要請の110番通報は622件。