内閣府は17日、福井県にある関西電力の大飯原発と高浜原発で同時に事故が起きたと想定した国の原子力総合防災訓練を今月25、26日に実施すると正式に発表した。両原発間の距離は直線で約14キロ。近接する複数原発の同時事故を想定した国の訓練は初めて。住民の避難計画の実効性などを検証する。

 地震などにより両原発で原子炉を冷却できなくなる事故を想定。政府や福井県のほか、避難計画の策定が義務付けられる半径30キロ圏内の京都府と滋賀県、避難や放射線の測定に関わる石川、兵庫両県の自治体や住民らが参加する。参加予定人数は約2万1600人で、これまでで最多という。(共同通信)