国内では駿河湾だけで水揚げされるサクラエビの今年の春漁が、記録的不漁となった。価格は上昇し、サクラエビ直売所を訪れる客も減少。漁業従事者や飲食店関係者は頭を抱えている。不漁の原因はよく分かっていないが、観光資源でもある「駿河湾の宝石」を守るため、漁業組合は10月にも始まる秋漁での自主規制を決めた。

 春漁が解禁となり、初競りにかけられるサクラエビ=4月、静岡市の由比漁港

 「ここ10年の春の初漁では最多だ」。4月11日。約24トンの漁獲に、春漁が始まった静岡市清水区の由比漁港は沸いた。だがその後は一転して不漁が続き、6月4日までの漁獲量は312トン。(共同通信)