県知事選へ出馬を表明しているシンバホールディングス会長の安里繁信氏(48)は19日、事務所を置く那覇市のいとみね会館で支持母体の「新しい沖縄を創る会」の会合を開き、支援者らに出馬断念を正式に表明した。これにより保守系候補者は、自民党県連などでつくる候補者選考委員会から要請を受け、14日に出馬表明した前宜野湾市長の佐喜真淳氏に一本化された。

県知事選への出馬を断念し、出馬を表明している佐喜真淳氏の推薦を決めた安里繁信氏=19日、那覇市のいとみね会館

 安里氏は19日、東京都内のホテルで自民党の二階俊博幹事長らと会談。県知事選に向け佐喜真氏への協力を求められ、出馬断念を決めた。会談で安里氏は「沖縄のため、党のため一本化に協力せざるを得ない。世代間の分裂を避け、県政奪還をしなければならない」と協力に前向きな姿勢を見せたという。20日には佐喜真氏への推薦状を出す予定。今後は無党派層の取り込みなど知事選に向けて協力していく構えだ。