読谷村長浜の住宅街。石垣に並ぶガジュマルは濃い緑の葉をつけ、いかにも生命力が強そうだ。枝をくぐってサンゴを踏み進むと古民家風のレストラン「mintama」がある。

オープン時からの人気メニュー「マヒマヒ(シイラ)とトマトのオーブン焼きバルサミコソース仕立て」(手前中央)。左奥のピザは「ペスカトーレ」と「アーサとシラス」のハーフ&ハーフ

地元食材をふんだんに使ったイタリア料理を楽しむ家族連れや観光客=読谷村長浜・mintama

オープン時からの人気メニュー「マヒマヒ(シイラ)とトマトのオーブン焼きバルサミコソース仕立て」(手前中央)。左奥のピザは「ペスカトーレ」と「アーサとシラス」のハーフ&ハーフ 地元食材をふんだんに使ったイタリア料理を楽しむ家族連れや観光客=読谷村長浜・mintama

 オーナーは隣が実家の山内晃樹さん(44)。方言の響きのかわいさから「ミンタマ」の英語表記を選んだ。2000年8月にオープンし、もうすぐ満16年を迎える。男性スタッフ6人は同じ読谷高校出身。お客さんは地元の家族連れや外国人、観光客と幅広い。

 パスタやピザなど食材のほとんどが地元の旬のもの。中でもシェフが毎朝競りで仕入れる海産物は豊富だ。

 読谷・恩納海岸に多い島ダコ料理の代表は「ドライトマトのマリネ」(税抜き780円)。「ペスカトーレピザ」(3~4人前1580円)は魚介類の切れ端がぜいたくに生地を覆う。

 開店時からの定番「マヒマヒ(シイラ)とトマトのオーブン焼きバルサミコソース仕立て」(パンかライス付き1480円)はほど良い酸味のソースと白身の相性が抜群。「アーサとシラス」ピザは磯の香りが食欲をそそる。

 豚料理も売り。もも肉をタマネギやニンジン、セロリ、牛乳で煮込んだソースとからめる「ラグーパスタ」(1280円)は濃厚な味が魅力だ。

 「こだわりの店とかじゃないですよ」。山内さんに、何度もいたずらっぽくくぎを刺された。地元の食材を当たり前に使った結果にすぎないそうだ。料理もおいしいが、肩肘張らない店の雰囲気が人気の秘訣(ひけつ)なのかもしれない。(中部報道部・溝井洋輔)

 【お店データ】読谷村長浜1787の2。国道58号伊良皆交差点から県道6号を残波岬方面へ進み、長浜の給油所隣の路地を20メートルほどいった東側。ランチは午前11時~午後2時、ディナーは午後6時~11時。日曜日定休。カウンター4席含む計36席。県道沿いに駐車場10台あり。電話098(958)6286。