西日本豪雨で12人が亡くなった広島県熊野町が土砂災害があった7月6日に避難勧告を出したのは、地中に含まれる雨量の推計値が町の基準を超えた約3時間後だったことが22日、町への取材で分かった。町は「対応に不備があった」と認め、基準を見直すとしている。

 町は勧告が遅れた理由を「災害の経験が乏しく、斜面崩落などの前兆現象や土砂災害警戒情報の発表を見て判断しようと思っていた。当時は様子見の状態だった」と説明。反省を踏まえ、実効雨量の基準値を下げるなど早期避難に向けた対策に取り組む。(共同通信)