【東京】在京の15の琉舞団体でつくる東京琉球舞踊協会(川口喜代子会長)は3日、都内の国立劇場小劇場で第7回公演「翔舞7」を開いた。門下生と各団体の師匠らが昼夜2回に分けて、古典から雑踊り、創作と26演目を披露。沖縄から人間国宝の西江喜春さんや八重山古典民謡の東嵩西美寛さんらが地謡を務めるなど、歌と踊りで伝統芸能の魅力をアピールした。

師匠クラスが円熟の踊りを披露した東京琉球舞踊協会の公演「翔舞7」=3日、東京・国立劇場小劇場

 同協会は首都圏での琉舞の発展を目指し、各流派の垣根を越えて2000年に創設した。02年から2年に1度「翔舞」と題して公演を続けてきた。

 夜の公演は師匠らが古典女踊り、二才踊り、創作舞踊などで長年の稽古で引き継いできた芸をみせた。

 幕開けの「かぎやで風」では師匠らと一緒に、同協会名誉会長の仲田清祐さん(95)も「翁」として踊りを披露。川口会長も師匠の創作舞踊「みやらび」や「金細工」のあんまー役を披露し、会場から盛大な拍手を受けた。

 「寿の舞」や八重山舞踊「古見ぬ浦節」では、色鮮やかな衣装での打ち組踊りをみせたほか、難曲の古典「諸屯」や「高平良万歳」なども次々と披露。師匠らが培ってきた円熟の踊りで観客を引きつけた。

 最後は「芭蕉布」「めんそーれ沖縄」の曲に振りを付け、生の歌声に合わせ師匠らの総踊りで華やかなステージとなった。