国頭村奧の山中で、国の天然記念物ノグチゲラが枯れ木に作った巣で、子育てに奮闘している。

ヒナの餌をくわえて巣穴に戻るノグチゲラの雄=9日午前10時46分、国頭村奥(下地広也撮影)

 9日、巣穴から鳴き声を上げて餌をねだるヒナに、親鳥は忙しげ。セミの幼虫やコオロギなどの昆虫を約10分おきに、せっせと巣穴に運んでいた。

 動物写真家の儀間朝治さん(65)は「ことしはノグチゲラやヤンバルクイナなど、やんばるの森に生息する野鳥の繁殖は遅れぎみ。昨年に比べて気温が上がるのが遅かったのが影響しているのかも」と話した。