熊本地震の影響で約2週間延期された高校野球の春季九州大会(第138回九州大会)は10日、長崎市の長崎県営野球場などで第1日が予定されていたが、雨のために中止となり、開幕式のみが行われて犠牲者へ黙とうがささげられた。1、2回戦計5試合が11日に順延され、15日に組まれていた決勝が16日にずれ込んだ。

高校野球の春季九州大会の開幕式で、熊本地震の犠牲者へ黙とうをささげる選手たち=10日、長崎県営野球場

 県代表の糸満は12日の第3試合(午後2時開始予定、長崎県営球場)に、長崎商業(長崎3位)と九産大九州(福岡3位)の勝者と対戦する。

 今大会は「がんばろう!九州」を合言葉に地震からの復興大会として実施する。選抜大会で8強入りした海星(長崎)の小畑翔大主将が選手宣誓を務め「最後まで諦めないプレーで元気や希望を与えられるような大会にすることを誓います」と被災地に思いを込めた。