【東京】米軍基地などの騒音対策として防衛省が実施している空調維持費の補助が一部廃止される問題で、中谷元・防衛相は12日、補助額見直しの理由について「病院など騒音に関係なく空調機が設置される場合は原則、助成していないことを踏まえた」として、助成対象外の施設などとの公平性をあげた。参院外交防衛委員会で糸数慶子氏(無所属)へ答弁した。

 防衛省はこれまでも、空調機の設置率が全国的に向上していることを一因にあげており、中谷防衛相は「従来、施設の機能維持のため、騒音に関係なく空調機が設置される施設の場合は原則として助成していないことを踏まえた。財政状況をみて効率的な助成制度にした」と述べた。

 また沖縄市の上空で10日に米軍ヘリ11機が隊列を組んで飛行していた件で、同省の担当者は「騒音などの苦情が寄せられている。沖縄防衛局が、米側へ周辺自治体に与える影響を最小限にとどめるよう申し入れている」と答えた。