熊本地震で被災した小学生に役立ててもらおうと、那覇市立安岡中学校(安次富功校長、767人)の生徒たちが、小学生のころに使っていたランドセル50個を熊本県嘉島町に贈る。12日までに38個が集まり、13日までには50個がそろう予定で、14日に発送する。

被災地の子どもたちに贈るランドセルを集め、「ちばりよー熊本」とエールを送る生徒たち=那覇市立安岡中学校

 生徒会長で3年生の上地竜馬さんは「僕らが大切に使ってきたランドセルを役立ててもらえたらうれしい。一緒に頑張っていこう」と熊本にエールを送った。

 同校の卒業生で、おい2人が通う仲村真理子さん(50)が嘉島町に住む友人から、計1600人が通う小学校2校や子どもたちの自宅が大きな被害を受け、ランドセルが無くて困っており、使い古しでいいので50個を提供してほしいとお願いされた。

 仲村さんはPTAに相談。PTAや生徒会が動いて、全校生徒に呼び掛け、小学校を卒業したばかりの1年生を中心に2日間で38個が集まった。PTAのメンバーは「ランドセルを手に取ることで、被災地の子どもたちの気持ちが前向きになればうれしい」と話していた。